小学生期間は、、、
学習習慣作りがPOINT
小学生の時期での「学び」は今後、とても重要な時期になると考えられます。
2020年、2024年の大学入試改革を見据え学校現場ではアクティブラーニングその他の学習方法がいろいろと模索され段階的に導入されつつあります。大学入試が変われば“高校入試”も間違いなく「傾向」が変化し、入試の実施の仕方も後々、変更される可能性があります。
その影響を受けるのが、2019年4月時点で高2~中2の学年、そして完全に現在と異なるのが2019年4月時点で中1生以下の学年になります。
“脱ゆとり教育”が実施され、完全週5日制の中で、学校現場では相当な“詰め込み教育”がなされているようです。
国策として、これからの子どもたちに“要求されている学力の要素”は3つで、1つ目は今まで通りの力「知識・技能」です。これが最低限の条件になります。そして2つ目が「思考力・判断力・表現力」、3つ目が「主体性・多様性・協働性」になります。後半の2つは「知識・技能」とは異なり一足飛びに身につくような力ではありません。『小学校→中学校→高校』と時間をかけ育成する「力」になります。
つまり、小学校の段階からこの学力の3要素を意識しておかないと、後々、高校入試や大学入の時に子どもたちが当惑し困る事態が起こると言うことになります。
現在、「知識・技能」の習得に置いて、理解が不十分なまま次の単元に進んでいる小学生が非常に多く、小学生での重要性は多大です。
学校の単元テストは、その単元が終了した直後に十分な時間を与えて実施されるため、結果が良いのは当たり前で、出来て当然です。
この結果だけを見て安心するのは非常に危険で、本当に理解できていて、問題をスラスラ解けるかどうかをチェックする必要があります。
それと、中学生になると“自分の学習能力に限界を感じる生徒が多くなる”という重大な事実があります。小学生までは、先生やお父様お母様方の「声かけ」などによってお子さんの中にも“何とかしてみよう”という気力が出ますが、中学生になると勉強の「価値基準」が、親から本人へと移行されてくる関係上、努力をしなくなるケースが増えてくるからです。
以上のような理由から、小学生時代に学習習慣を確立し最低限の「知識・技能」だけでも中学生への準備をしておかないと「大学受験をしたいと思った時」に手遅れになる可能性があります。
しっかりと小学生の段階で固めてほしいと思います。繰り返しますが「知識・技能」は最低限の条件です。
伸学舎Takagiセミナーでは「個別学習」の方式ですから、学習能力を高める意味でも、小学生は重要な時期と捉えています。